● 取材を終えて ●

 十数年ぶりにニューオーリンズを訪れて最初に感じたのは「あれ? こんなに人が少なかったかな?」という戸惑いだった。夜になればフレンチ・クオーターには人があふれるが、それ以外の場所はかなり閑散としていた。かつてよく出かけた日本食レストラン Hana Sushi のオーナーからは「カトリーナ以後、だいぶん人口が減りましたよ」と教えていただいた。そう聞いて、これからもちょくちょく遊びにこようという気になったが、観光客が増えたからといって人口が増えるとは限らないから、いっそニューオーリンズへ移住してしまおうかな、とも思っている。

 ちなみに同店での一番のお気に入り、エビ、天ぷら、ツナがたっぷりの巻き寿司「ハナ・スペシャル・ロール」は以前と変わらぬ美味しさと安さだった(12ドル)。スパイシーな料理に疲れて和食が恋しくなったら、ぜひ Hana Sushi へ。場所はトゥレーン大学前からストリート・カーに乗って西へ数分です。

《お知らせ 》

 今回のニューオーリンズ取材の続編と言える「ルート61 音楽街道の旅」が、2013年6月5日号(June 5th)の「U.S. FrontLine」誌に掲載されます。

 私たちは、ニューオーリンズ取材を終えると、そこから車に乗って「ルート61」という有名な道を北上し、様々な音楽の名所に立ち寄りながら、一週間ほどかけて北部のミネソタまで行きました。

 「U.S. FrontLine」誌は日本では入手できませんが、同誌のウェブサイトで読めますので、ご興味があればご覧下さい。

 また、川畑カメラマンに撮影や取材を頼みたい方、あるいは私(細田)に取材とか編集とか翻訳を頼みたい方は、このページのいちばん下にアドレスがあるのでメールをお送りください。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

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